Tuesday, December 29, 2009

2009総括

今年の目標であったスペイン語マスターは一向に進まなかった。
来年もこの目標を引き続き第一にしよう。
KWM2-Aのレストアは水洗いし、取り外した部品を戻し、リレーを交換。
なんとか電波が出る状態まで戻った。 
家に届いたときには、S-メータも動かない状態であったので、
電波が出たとたんに安心してしまった。
肝心の調整がそのままになってしまっているので、これも来年の課題に残ってしまった。

今年は、町条例で禁止されている八木アンテナも上げてみた。

何せ、黙認されているだけで、許可されたわけではないので、そう高くは上げられない。
せいぜい、10m弱の高さまでで2階の屋根よりは高くできない。
それでも、ほんのちょっぴり八木アンテナを使っているという、満足感を与えてくれる。
(実際はマルチバンド・バーティカルアンテナとさして変わらないのではあるが。)

それと、今年は何と言っても、SDRに出会えたことが何よりの収穫であった。
今の僕には少々難解ではあるが、ソフトとハードの両方を楽しめそうで興味は尽きない。

そこで、SoftrockのトランシーバキットとSoft66Liteの二つのキットを購入した。
Softrockの方は、これをアセンブルするMoboのベータ判があると聞いて早々
オーダーした。 次のロットの発送は来年1月の3週当たりだそうだ。
そういう経過もあって、先ず半田の練習がてらSoft66Liteの方から、
組み立ててみることにした。


届いた封筒の中身はいたって簡単なもので、こんなもので本当に信号が聞こえるのかと
思うようなものであ った。 別に組み立てマニュアルが入っている訳でもなく、
(実は簡単な組み立てマニュアルのようなものは、ウエブにあった。)
部品が貼られたパーツリストとプリント基板が一つ、それとプラスチックバッグに
無造作に入れられた部品のみで、袋の中には何が入っていなければならないか確認のしようもない。
それでも取り敢えず、何人かの組み立て経験者のブログを読んで始めてみることにした。
IC類から取り付けることに、しかし入っていたICの一つはパーツリストのICとは番号が違っていた。
確認のためメールを入れてみる。 パーツリストにcompartibleと書いてある互換品であるとの返事をいただく。 (しかし僕に送られてきたパーツリストには何の表示もなかった。) 
半田付けもほぼ終わりになりかけたとき、今度はジャンパースイッチ用のヘッダーピンが無い事に気がついた。 3個分入ってないといけないはずなんだけど。 プラスチックバッグには入ってなかった。
このメールした直後、クリスタルが6個入っていたけど、これって聞く周波数を決めて
その一つを直接プリント基板に半田付けせよとの事かと思ったりもしたが、それも馬鹿な話なので、
クリスタル用のソケットを入れ忘れているのではないかとのメールも送る。
しばらくして、それらは後ほど送りますとの返事を頂いたが、正月休みがあることでもあり来年になるでしょう。
その間、これを収めるケースの加工にかかった。 オーディオ出力用のコネクタの足がプリント基板の穴の数と合わないのでこちらにつけることにした。


それにしても、安いから仕方ないとはいえ、小小お粗末なQCではないか。
部品が届くまで信号が聞けないので、それに関しては次回報告したい。
皆様 良いお年をお迎えください。
73!

Wednesday, December 9, 2009

Pacific DXpedition 2009

先日来、追っかけまわしているPacific DXpedition 2009, 残すところ後一箇所になった。

そのスケジュールは以下のようなものであった。



残念ながら最初の5W Western Samoaは気がつ付かず、QSOできなかった。
次の  A3 Tonga は11/27/2009にA31A 40m CWでQSO.
続いて ZL New ZealandもZL/PA0BWLも40m CWでゲット。
そして、E51NAA N.Cook Is. E51PMR S. Cook Is. も無事QSOすることができた。

残りは9/15/2009から始まる9V Sngapore, まだシンガポールはやってないので、是非ともQSOしたい。

しかし、今年中の200エンティティは難しそうだ。


Monday, November 30, 2009

CQ WW CW 結果

さて、この週末に行われた 2009年 CQ WW CW コンテスト、低いとは言いながらトライバンダ 八木アンテナが加わったので、そこそこ期待していた。 ところがどっこい これが全くの思惑違い。 結局マルチバンド ワイヤーアンテナで稼いだ方が多かった始末。 

コンテスト中 僕を戸惑わせるようなことが起こった。 八木アンテナを日本に向けてJAを狙っていたのだが、 なかなか取ってもらえない。 そこでビームはそのままで CQを出してみた。 呼んできてくれたのはブラジルの局。 それも59+で。 後ろっかわじゃないの。 慌ててアンテナの方向を確認しに裏庭に飛び出した。 やっぱり日本向いている。 何だこのアンテナはって、少々がっかりしてしまった。

ところが このコンテスト やはり集中力が続かない。 そんなんで、度々CQ100で息抜きをしていた。 そんな折 JA0DNE 若林OMが出てこられ、驚くべきことを2つ教わった。 先ほどのアンテナの件、 「池田さん 出力1KWだと後ろ向きにも100Wくらい出てるんだよ」 っとのこと、 へー そんなもんなんだ、 それじゃ後ろ側から呼ばれても良いんだと自分の無知に呆れる。

もう一つは、そのとき若林OMは 「ちょっと自分もコンテストに出てみたけど 70局位かな」 っとおっしゃった。 それくらいはOMのキャリアを持ってすれば びっくりするような数字ではないなと思った。
だが若林OM その後 こうおっしゃった。
 コンピュータを使ってないし        手書きログとの事。
 キーは バグキー              これも マニュアルだ。
 Dupeはペーパーログを繰って調べる っと追い討ちをかけられ。

もうこの時点で完全に打ちのめされた。 70局の意味が全然違う。 まいりました。

さて、 結果はと言うと、

Worked 350

Entity
All 84
80m 5
40m 72
20m 58
15m 12

Continent
EU 228
SA 32
NA 56
OC 8
AF 15
AS 11

こういう結果で終わり、先ほどコンテストログをメールして終了。

Sunday, November 22, 2009

11月ログ

この11月は結構忙しく、あまりQSOできなかった。
11月のQSOは下記のごとく少ない。

しかし、DXペディションのおかげで、NEWも増えた。
来週のウィークエンドのCQ DX CW は頑張ってみたい。

Wednesday, November 4, 2009

eQSO レジストリー顛末

ブログの更新もしないまま、11月になってしまった。 
ところがここに来て、eQSL宣伝部長のWI2P伊藤OMに一言文句を言いたくて、忙しい中ブログを更新することにした。OMの口車に乗って、説明書もろくすっぽ読まずに、スクリーンの文字に導かれるままに登録、2年分のログ5,000件近くをアップロードをしたのが10月31日。 

ここまでは何の問題もなく順調に事は終わって喜んでいた。

ところがその直後から僕のメールボックスにはYou got a mailならぬNew QSL card arrivedのeQSLから転送されてくるメッセージが目に付くようになってきた。初日はそんなでもなかったのだが、月曜日になるとほかのメールも結構入ってくるので、とうとう僕のメールボックスには150通もの新規メールが届いてしまった。まあ明日には減るだろうと軽く考えていたのがいけなかった。毎日届くは届くは一向に減らない。 とうとう今日メールボックスは200件を越えてしまった。もう我慢できず真剣にインストラクションを読むことにした。 ここに至って、はっと伊藤OMの悪巧みにまんまと嵌ってしまった自分に気がついた。今から思い起こすと、何かそれらしいヒントは言っていたような気もしないではない。 

今頃はしてやったりと、にやにやしている光景が目に浮かぶ。

それにしても迂闊であった。LoTWに慣れきってしまっていた僕には、ログの照合だけと、ここにQSLカードの絡んでくるeQSLとの性格の違いを忘れていた。 5,000もどうやってチェックするのだ。ああ忌々しい。

文句はこれくらいにして、QSLカードは何だかんだと言っても届くと嬉しい。 伊藤OM、改めてありがとうございました。


 

Monday, September 28, 2009

YAGI ANTENNA



最初に買った7エレ八木は大きすぎてタウンの許可は下りそうもない。、それではっと3エレトライバンダー八木を買った。 ところが組み立ててみるとこれが思ったように聞こえてくれない。 Cushcraftのマルチバンドバーティカルの R7の方が良く聞える始末。 1/2λバーティカルと比較して6db位のゲインがあるはずだから同じということはないだろう。 どう考えてみてもアルミのパイプに異常のあるはずもなく、結局トラップコイルだろうと交換してもらうことになった。 それが一昨日届いたので早速組み立ててみた。 結果は10mのみシャープにサイドが切れるが、15m、20mは相変わらず。 いまだに原因不明。 おそらく高さが足りないのだろう。 でも今の高さでもタウンには暗黙の了解で立てているルーフタワーこれ以上は高くできない。
さてどうしたものか?
サイドは切れないまでも、ヨーロッパまではよく飛んでいる。 暫くこのまま使ってみよう。
でも、おかげで八木アンテナのことがよく理解できるようになってきた。 トラブルは勉強の始まり。
早いとこ、 タウンの規制のないところ移って、100フィート位にステップIRのモンスターでも上げたいものだ。

Sunday, September 20, 2009

SB220



実は上の写真のようにSB220のレストア中にプレート電流読み取りようメータのプラスチックカバーを壊してしまっていた。

そのため、その代替用に同じヒースキットのSWRメータHM-2102を買いそのカバーを代用することにした。 
カバーはぴったり合って、うまく交換することができたのだがその取替え中に今度はメータ自体を壊してしまった。


そこで、オリジナルのメータを探していたのであるが、これが結構でてこない。
そこで、e-bayに出ていたHL-2200リニアアンプのメータで代用できないものか購入してみた。
これが$30.00 SWR HM-2102が$39.00このメータだけ結構な出費、それもこのメータが旨くオリジナルに似せられるかどうか、これから分解しないといけない。
ビンテッジリグのレストアはこの辺が面白い。



このメータを何とかオリジナルに見えるように工夫してみよう。
それと、もう一つ気になっていたには一番上の写真のように、LOADダイヤルの真ん中のアルミのインレーがレストア中にどこかに行ってしまっていたこと。これも実質性能に何の影響もないのだけれど、見た目が非常によろしくない。 そこでKWM2-Aのメインダイヤルのインレーがはげていたこともあって、同時に取り寄せることにした。おかげで見た目は非常によくなった。
次回は、メータ改造プロセスを報告したい。

Thursday, September 17, 2009

もう一つの楽しみ

ブログの更新の遅れた言い訳ではないのだが、僕にはアマチュア無線以外にもう一つの楽しみがある。 

それは日本酒を嗜むこと。 嗜むといっても、そこそこの量を呑むのである。 所謂のん兵衛なのである。

今までは気温も高かったせいもあって、グラスで冷やしたホワイトワインを呑む事が多かったのだか、ここに来て朝夕めっきり涼しくなってきて、日本酒が恋しい季節となった。


そうなって来ると、食事の時どうしても日本酒が呑みたくなる。一旦呑み始めると、これがなかなかやめられない。 ついつい腰を上げられなくなってしまう。 そう言う訳で、ブログもレストアも暫し中断することとなってしまう。


日本酒と言うと、僕は やはり冷より燗の方が好きで、徳利で燗をつけ ぐい呑みでちびりちびりと呑むのがたまらない。

そこで、今日は 僕が日本酒を楽しんでいる酒器を少し紹介してみたい。



青磁貫入に辰砂の入った徳利とぐい呑。




これはどうして作ったのかわからない、鳳凰の景色を浮かび上がらせた貴重なぐい呑。


青磁貫入 と 梅釉




そして最後に赤絵、 このぐい呑は少し不思議なぐい呑である。
僕の家内は酒は強い方である。 僕と呑んでもそこそこ対等に相手をしてくれる。
それが、このぐい呑で呑むと、へべれけになってしまう。 なぜだか分からない。
ぐい飲みの中の、赤絵の模様が渦を巻いているからなのか、不思議である。
だから、このぐい呑は僕が一人のときにだけ、使うことにしている。

Saturday, August 15, 2009

同軸ケーブル

ルーフタワーに3エレトライバンダーを上げることにしたので、ついでに同軸ケーブルを整理してみることにした。 免許を取って未だ2年しか経ってないのに、この短い間に左の写真のように信じられないくらいの量の同軸ケーブルが溜まっていた。 タワーが上げられなかったのでいろいろなワイヤーアンテナを試しているうちに、こんなになってしまっていた。最初はHAMショップで同軸ケーブルと言ったらRG8Xをくれたので、これが一般的なんだと使っていた。 その内、同軸ケーブルも結構種類のあることが分かって試したくなって、手当たり次第に使ってみた。 今はRG8 やRG213U等を使っている。



手前にある白いトラップコイルはオールバンド・アンテナよう。 右側のアンテナが最初に作ったG5RV。 現在はW5GIとCUSHCRAFTのR7。 これにトライバンダーが来週から加わる予定。

Wednesday, August 12, 2009

CQ WW DX SSB 2008

米国CQ誌8月号を見ていたらCQ WW DX SSB 2008の結果が出ていた。 コンテストに参加してみても、自分で納得いくようなことは少ない。 正直、気まぐれでログを送っているので、参加したどのコンテストにもレポートをしているわけではない。 そこでW2のところを見てみるとKI2Pがでていた。W2では12番目だった。 これはKI2Pのコールが公の雑誌に登場した2度目だ。 
コンテストは面白い。 フォーンは未だしも、CWとなるともうお手上げだ。 EXCHAGEは入力しないといけないし、相手にも送信しないといけないし、ログは取っていかないといけないし、いったいどうしているんだろう。 僕はコンテスト用のロギングソフトにN1MMを使わせていただいてる。 これが優れもののお陰で随分助けられているのだが、一度どこかで上位入賞者のオペレーションを見てみたいものだ。


それはそうと、先週の日曜日、裏庭のフェンスの掃除をしたのだけれど、思わぬ災難にあってしまった。 POISON IVYにやられてしまった。 腕がミミズバレ、これが痒いの痒くないのってたまらない。
日本でははぜや漆がポピュラーなんだけど、調べてみたら色んな植物があることが分かった。 医者に行ったら典型的なPOISON IVYかぶれだそうでインターンを集めて、僕の症状を説明し始めた。 お陰で、POISON IVYとはどう言うものなのか良く分かった。 これから庭掃除をするときはゴーストバスターの格好でしよう。 

兎に角、このかぶれと日本がお盆休みとのエクスキューズで、早々本業も今日から2週間夏休み。 

この間にKWM2-Aを調整しよう。 それに今までブログに書いたことをKWM2-Aだけにまとめてホームページを作り載っけよう。 今度は英語にしよう。 書くには日本語より英語のほうが楽だ。 HAMの試験勉強も英語だったので用語も英語のほうが間違いが少ないだろう。 まあ こっちは趣味なのだから少々の間違いは許してくれるだろう。 鈴木さんから頂いた本を参考にさせていただいて、オシロスコープの波形や、フレケンシーカウンターの写真を沢山とっておこうと思う。 たぶん僕のような後先を考えずにKWM-2Aを買った初心者の無謀な御仁も結構いるのではないか。 そういう人のお役に立てるようなホームページの内容にしよう。 そんなことを痒みを堪えながら考え始めた夏休み。

Sunday, August 2, 2009

オシロスコープ入門











昨日 JH1PLL 鈴木OMより送っていただいた オシロスコープ入門という本が届いた。 オシロスコープと一口に言っても製造メーカーによってかなり違っているのではないかと心配していたのだが、ぱらぱらと捲ってみた感じで、なんとなく車に似ているなあっと言う印象を受けた。 車はメーカーが違っても、車種が違っても、たいてい運転できるように、オシロスコープも細部は違っていても、大まかなところでは同じようである。 今日一通り目を通してみて、実際に使いながら覚えていこう。 鈴木OM 本当にありがとうございました。

Thursday, July 30, 2009

DX ペディション

今週はDXのNEWが3件増えた。 最近はなかなか新しいエンティティが増えなくて意気消沈ぎみであったが、これはうれしいかぎりだ。

VK9NI Norfolk I.
RD3A Azerbaijan
3DA0EL Swaziland

7P8MM Lesotho これはQSOできたように思うのだけれど、どうも僕のコールサインが間違えられていたような気がする。 暫くしてLoTWで調べてから、 もう一度トライしてみよう。

いずれも40mのCWだった。

早起きは三文の徳かな? 夏の早朝は気持ちがいい。

KWM2-A

我がKWM2-Aは水洗い後、暫く放りっぱなしにされていた。



その訳はPM-2との11ピンのエクステンション・ケーブルが無いと、今後の調整に支障をきたす。 そこで先ずはこれを作くることにし。 しかし意外にこの簡単そうな作業に手間取ってしまった。 それというのも、このケーブルに関しては殆ど書かれた資料が見つけられなく、11ピンなので単純に11コンタクトのケーブルを探し回ったのだけれど丁度良いものが見つからない。 暫くはこのケーブル探しに時間をとられた。 諦めかけていたとき、ふと回路図も見ないでケーブルを探す愚考をしていることに気がついた。 KWM2-AとPM-2の回路図を見てみると、なんとアースに3ピンも取られていた。なら8コンタクトでも十分に間に合う。これならシールドされたケーブルがあるじゃないかと、ネットで早速注文をした。 送られてきたケーブルは何とイスラエルからであった。これにてエクステンション・ケーブルは無事に作ることができた。

今度は電源プラグのセンターピンが折れてなくなっていることに気がついた。これが無いと、コネクトするときに非常に不便であるばかりか、間違えて差し込みかねない。 そこで見つけたのがJE1ATWさんのところからたどり着いたJG1XLVさんのHPに書かれていた修理方法。 これを参考に修理をしようとしたが、まだ開局して間のない僕にGT管のジャンクなんてある由もない。そこで近くのHAM FESTAに行った時、一本$1.00で売られていた物を買ってきた。 as isで働くかどうか分からないと釘を刺されたが、僕には関係の無いことで、そのセンターピンが欲しいからと説明したら、怪訝そうな顔をしていた。これで材料は揃ったのでJG1XLVさんのHPを参考に修理をした。 これが何と本当にうまく修理できたではないか。 JE1ATW, JG1XLV 両OM, 本当に貴重な情報を提供していただきありがとうございました。

そこで電源も無事繋がり、スイッチを入れてみた。リレーを取り替えたことでSメータは動いてくれるではないか、大喜びしたのもつかの間、14.200MHzにバンドを合わせてダイヤルを回すと聞こえてくるのはAMのコマーシャル放送。 SSBのQSOが聞こえてこない。今聞いている所が何処か分からない。 FT-1000MPで探すこと30分。やっと探し当てたのが200KHzも下の方。 さてPTOのクリーニングの際、色んなところを触ったので、どこでどうなったのか見当もつかない。 先ずはPTOが無事に働いているか調べないといけないのだろうけれど、僕は買ってある周波数カウンターの使い方を未だ知らない。  これから、こんどはそっちのマニュアルを読まなければいけない。 

先は長いなあ~~~

Wednesday, June 24, 2009

Sao Tome & Principe

さてこのタイトルを見てどんな事を思うでしょう。 

こんな書き込みがDXクラスターに出ていた。 
40MのCWだ。 僕はてっきりオペレータは日本人?  っと思ってしまった。 ぜひQSOしたいっと、徐にコールサインを調べてみた。 S92LX なんとこれはサントメ・プリンシペ民主共和国で西アフリカのギニア湾にある国であった。 無線をしていなければ先ず出会うことのなかった国名だろう。 それも後二日で終わるDXぺディションだ。 なんと日本人でもないし、僕にとってはNEW, とんでもないDXだ。 思わずリーガルリミットいっぱいで呼んでしまった。 一発で帰ってきたのだが、どうもコールサインが僕のコールサインのようでもあり、少し違っているようでもあったので、de KI2P KI2P kと打ってしまった。 ぺディションで沢山呼んでいる中、皆さんごめんなさい。それでも今度はちゃんとKI2P 5NN TU と帰ってきた。 やったっと一人ほくそえんでいたのだが、それでも今日オンラインログで調べて僕のコールサインがQSO出来ていることが確認できるまでは少々不安だった。確かにWI2PではなくKI2Pであった。

Sunday, June 21, 2009

水洗い後のKWM2-A

とうとう水洗いされてしまったKWM2-A。
噂通り、シャーシはオリジナルのときはこんなに綺麗だったかと思われるほどに綺麗になった。抵抗のカラーコードも輝きを取り戻した。
左の写真で分かるようにエクスカーションのダイヤルで隠れていなかったところと、メインのダイヤルで隠れていたところでは相当色の変色がみられる。
さてこれから乾燥する間はブリテンを読みながら変更改良箇所の確認と部品集めをしていきたいと思っている。
元に戻す前にPTOの分解掃除をしなければいけない。これが又大変そうだ。

JE1ATWさんのホームページにはPTOはねじをはずしビニール袋と書いてあったが、面倒くさいのでそのまま水洗いしてしまった。多分他にも水洗い前にテイクケアーしておかなければならない所があったのではないかと思われるが、エイヤーっと洗ってしまった。

完全に乾燥するまでには一週間くらいかかるのではないかと思う。その間にやることは山ほどある。 夏休みでよかった。
それとJE1ATWさんのホームページにはこのレストアにあたって非常にお世話になっている。 このホームページは見られることはないかとはおもうが、本当に感謝しています。 ありがとうございます。

Saturday, June 20, 2009

KWM2-A洗浄前


つまみ
メータ
真空管
クリスタル
ダイヤル
PTO
バンドスイッチ・コイルのシールドケース
を取り外す。
さて後は水洗いをするだけになったKWM2-A.

KWM2-A製造時期


ブリテンを読むのに、少しでも手抜きができたらと、僕のKWM2-Aの製造時期を調べてみようと思い立った。 
一般的には、真空管の日付コードやクリスタルに捺印されたせ製造年、IFTに捺印された生産時期で判断するらしい。 調べてみると真空管の捺印などはとっくに消えてなくなっているし、クリスタルにいたってはその痕跡すらない。IFTの生産時期はすべて生産時期が違いばらばらである。これでは判断の仕様がない。 しかしシリアルナンバーは読み取れる。12798とある。KWM-2メインテナンスの本にK0DAS氏のKWM-2の年次別生産リストが掲載されていた。これによると、どうやら1963年に製造されたものらしい。これでは手抜きどころか始めから呼んでいくしかない。そうは楽をさせてくれそうもない。 それでもばらばらなIFTの製造時期からすると結構改良されているのではないかと若干期待したものの、部品を取り替えただけで何も変更改良されていないようである。

Friday, June 19, 2009

Bristol Wrench

コリンズのメンテナンスの本等でKWM-2には特殊なねじが使われていると書かれているのをよく見かけた。 でもその特殊なねじの説明が少ない。 いったい特殊なねじとはどんなねじなのかと思っていた。 
お勧め工具はXceliteの99PS-60 Multiple-Spline Screwdriver Setらしい。  早速購入してみた。 左の写真に写っているのがそのレンチセットだ。











調べてみて驚いた、なんとスクリューにはこんなに種類があったのかと思うほどのいろんな形がある。 
その中でブリストルと呼ばれるのがどうやらここで言う特殊なねじらしい。 そのスクリューはこんな形であった。

実際にレアストアを始めてこそ真剣に調べてみる。 やはり実際にやってみないといけないものだ。

Tuesday, June 16, 2009

W0CXX

KWM2-Aを買うまでは、全く気にもしていなかったことなのだが、僕はthe Collins Amateur Radio Clubと昨年QSOしていた。それは50th Anniversary of the Collins S-Line記念局の運用のときのものだったようだ。その頃はコリンズなんて取り立てて関心があったわけでも無かったので、放りっぱなしにしてあったのだが、おかしなもので自分がその名前のついたトランシーバを買ったとたん、なんだかQSLカードがほしくなってきた。そこで2~3週間前にQSLカードを申請しておいたのだが、それが昨日届いた。ちょっとしたことなんだけど、こんな些細なことが嬉しく思える。
国内QSOにはあまり力を入れてなかった頃だったのに、なぜかこんなQSOをしていたとは面白い。

Sunday, June 14, 2009

KWM2-A水洗い準備

PM-2が片付いたので、本体のKWM2-Aの水洗いにかかることにする。

先ずは、上蓋下にある2本のねじをはずす。 

次に裏側の4本の脚と後ろ真ん中のねじをはずす。
なんと後ろの足の一つが接着剤で固定されていた。



真空管とシールドケースを取り外す。
V8 ~V10はファイナルケージの中なので上蓋をあけ取り外す。この後ケージも取り去る。


裏側よりプラグインの2個のリレーを取り外す。
一方のリレーの止め金具がなくなっていた。





次にクリスタル押さえ板をはずしクリスタルを取り外す。






クリスタルソケットには12個のハムバンド用クリスタルがインストールされている。





クリスタルが取り除かれた後のクリスタルソケット。
かなり汚れていた。




後でインストール先を探すのが面倒なのでソケットに書かれている場所を書いて、プラスチックバックに入れ保存する。



次はツマミの取り外しにかかる。
パネルに傷をつけないようにスクリュードライバーにテーピングしてから取り外す。
ツマミにはねじで固定されたツマミと固定されていないツマミとがある。ねじで固定されているツマミ BAND、メインダイヤル、ヘアライン調整、クリスタル・バンク切り替えの4つを残して取り去ったあと。



この後はねじで固定されたツマミの取り外しと、メータの取り外し。
ねじの取り外しはBRISTOL WRENCH必要。
残りのツマミとメータの取り外しは来週にまわすことにする。

Sunday, June 7, 2009

My Shack


段々と充実するマイ・シャック。 
竹やぶのようにじわじわ広がっていくスペース。 
以前は音楽を聴いて、本を読んでお酒の飲める空間であった。
嬉しい反面、落ち着いてクラシックを聞いてお酒を飲めない。
ちょっと、いやドラスティックに生活パターンが変えられている。
何事も一時は没頭しなければ物にならない。 僕の人生はそうであった。 今は無線に打ち込むとき。 他の犠牲も仕方が無い、そう割り切ろう。

ワークテーブル

今日クイーンズのハムフェスタに行った。
そこに、今までの形とはちょっと違ったヒューズホルダがあった。KWM2-Aの簡易電源PM-2のヒューズが壊れていたので、付け替えようとメールオーダーしたのが事の始まり。シャーシの穴にフィットしない。その後も2セット買っては見たもののどれも合わない。困り果てていた。今回もだめもと、一つ一ドルなので合わなくても大した痛手ではないと、懲りずに買ってきた。今まで3種類買ったものの、どれもシャーシの穴に合わなかった。ところが今回買ったものはちゃんとフィットした。

早速、レストアを開始したいので、ワークテーブルを作ることにした。やはり、作業用のテーブルがないと塩梅が悪い。テーブルの上には紺の布をはった。それに、最近目が悪くなって、細かいものが見えづらくなってきているので虫眼鏡つきライトをつけた。年を感じる。
これで、やっと本体に進める。 一歩前進。

Wednesday, June 3, 2009

測定器とオブジェ

測定器を棚に並べて見た。 前にテーブルを置く予定なのだがテーブルの上に張る布が見つからない。 毛足の短い絨毯が良いのかも、それとも単なる布が良いのかもと思案中である。
その間に何かいるかと丸テーブルを置いて見た。前はそのテーブルにお気に入りのオブジェを置いていた。それと中国のアンティックのスクリーンも合いそうである。ともするとごちゃごちゃしてしまいそうな空間がこれで少しは情緒を保てそうである。


先日、HP 410CのACコードをオーダーした、MOUSER ELECTRONICSからカタログが送られてきた、なんと分厚いことか。かみさんが電話帳と間違えて捨てそうになったくらいである。
僕のような素人には部品を探すだけでも大変である。
しかしまあ、$10位のオーダーでこんなに分厚いカタログが送られてくるとは、ちょっと気に入った。これからは贔屓にするから。 っと言っても、知れた額ではあるのだが。